博多の奥座敷、二日市温泉近くにある、九州最古の寺といわれる「武蔵寺」（ぶぞうじ、と読みます）をご紹介。

創建はなんと飛鳥時代！

二日市温泉から天拝山に向かう、登り口にあります。

ちなみに天拝山は、太宰府に流刑にされた藤原道真が、天に無実を訴えるべく何度も登頂して拝んだことが由来とか。

この武蔵寺にも道真が水浴びをしたという滝があります。

この辺りは、菅原道真ゆかりの場所や伝説が数多くありますが、道真の悲哀を感じさせるものが多くとても気の毒です・・。

さて、境内は苔むした岩・広い池には鯉が泳ぎ・太鼓橋が配され、しっとりと落ち着いた雰囲気が漂います。

ちょっと珍しいのは、石に一字ずつ彫られた般若心経。心のこもった感じがいいですね。

武蔵寺は、もう一つ、美しい藤棚で有名なのです。

ゴールデンウィークの頃にはたくさんの見物客でにぎわいますが、今年はどうでしょうか・・。

ぜひその頃には再訪して、写真をアップできるようになっていてほしい、と強く願います！