【御報告】雇用調整助成金・持続化補助金・日本政策金融公庫について

団体旅行専門旅行社(株)トラベルオンザロードよりお知らせ

 

2月中旬より観光業への需要が激減し、旅行会社・宿泊業・バス事業・観光飲食業全ての需要激減に始まり、それ以降は観光業に留まらずほぼ全て産業への影響が見られるようになりました。

皆様も生活への影響が出ていらっしゃる中、弊社へも皆様から応援のお声や個人的な融資や協力金の御連絡も頂き感謝の御言葉しかございません。心より感謝申し上げます。

弊社は現状リモートでの自宅ワークを導入し、極力会社事務所への出社者を少数にして営業を続けております。

今後は団体プランを幅広い範囲に拡大し、キャンプやグランピングなど低価格で楽しめるプランや貸切バスだけのチャーターなどの新しいHPを6~7月に公開予定です。

緊急事態宣言中の旅行は弊社からもお勧めいたしておりませんが、終息後ご相談頂ける場合に、よりベストなご対応が出来る様にプランニング業務を続けております

 

今回のブログの趣旨としましては補助金や融資を実際に弊社が申請してきた際の実情や感想を紹介させて頂きました。

国や都道府県などから給付金や補助金や融資など我々を助ける援助策が出ておりますが、弊社が実際に実践してみた中で感じた事を書いてみましたのでご参考にされて下さい。

※あくまでも会社サイドからの見方ですので、個人様サイドから見て失礼な表現もあるかもしれませんがお許しくださいませ。

 

【法人名】株式会社トラベルオンザロード/団体旅行専門旅行社

【住所】福岡県福岡市博多区

【保険】社保・雇用保険・労災保険等完備

 

★雇用調整助成金=4月8日に弊社も持参申請させて頂きました

年間100日まで休業させた従業員に対し雇用保険から補助金がおりる助成金です。

コロナ対策として現状100日+4-6月の3か月期間も追加されて現状約6か月と10日従業員の雇用を守れます。

但し、雇用保険・社保など保険関係は今まで通り支払いは必要です

3月・・博多区の雇用調整助成金センターへ相談 ※この頃は電話で対面説明の予約が電話より1週間後位に取れました

4月上旬・・資料をそろえて提出➡不備は若干ありましたがその場で訂正できる範囲内だったそうでその日に受領印を頂きました

4月中旬・・当初3/2額補償だったが、受領印捺印後に10/8-9額補償に代わった為変更手続が必要か電話にて質問➡4月以降受領の場合は特に必要ないとの回答

4月末・・2回目の判定期間分の支給申請書一式をレターパックで郵送 ※この時点で4月上旬受理分の1回目の支給がいつになるのかもはっきりしないそうです

提出して感じた事

書類の記入は面倒で特に休業していただく社員としない社員などシフトが分かれている場合は面倒ですが、とにかく提出する事が最優先です

記入例を見ても分からない部分はYouTubeなどを見て申請する事が大事です。不備があれば後で連絡がある様です

郵送や持参でもまずは受取だけになりますが、とりあえずセンターへ数時間並んでも直接手渡し時に色々聞いてその場で出来れば受領印押してもらう方が良さそうです

おそらく休業補償分が振り込まれるのは提出受領後からかなりの時間がかかりそうです

 

★持続化補助金=5月2日に弊社もネット申請させて頂きました

2020年1~12月の1か月間抜粋して昨年同月比較で50%以上売上が落ちている場合は申請できます

3月以降ほとんど売上がない為上限の200万円に該当しました

弊社が3月決算ですが、前年決算申請受領時の法人事業概況説明書があれば大丈夫です

記入の仕方や添付書類は中小企業庁特設HPを見れば大方わかるかと思います

5月1日・・この日からネット申請開始した様ですがアクセス混雑している様ですのであきらめました

5月2日・・早朝ネット申請する為特設HPよりアクセス➡その日のうちに申請まで終わった様です

申請して感じた事

インターネットでまずは仮登録するとメールに直ぐに連絡があります。

そのメールより本登録&申請し受付されました。番号が24万台になっていた為受付順だとしたらスゴイ数です

添付書類や必要情報だけ準備していれば難しくありませんが、本年度決算がまだの場合該当月の売上実績一覧表が必要な為そこだけ注意されて下さい

一応申請は受付された様ですが、申請認可されたわけではないようですので、振込までどれ位時間がかかるかは分かりません

 

★借入/日本政策金融公庫=3月より相談し4月中旬に承認がおり、4月末に正式書類を提出済

※信用保証協会承認の金融機関融資の場合/弊社未申請・・・商工会会議所にてセーフティネット保証認定書申請➡認定書が必要で直ぐに取れるそうです

それ以降の段取りは銀行融資と同じ段取りの様です

日本政策金融公庫の場合

3月中旬・・登録している商工会の太宰府商工会のご担当者様へ相談し、日本政策金融公庫を紹介いただき、必要書類を即時郵送頂く

3月末・・混雑してきているので早目に提出された方が良いとアドバイス頂き、早速必要書類提出

4月中旬・・申請書類受取の連絡と補足資料の提出依頼がありましたので、早速準備して送信

4月中旬・・申請額にて融資認可OKの連絡有り、正式契約書郵送するので必要事項記入の上、大阪本所へ送ってくださいとの事

4月下旬・・大阪へレターパックで郵送済

申請して感じた事

返済できる範囲内での借入だった為、今の申込混雑状況から考えると割合スムーズに進んだ方かと思います。

やはり商工会の皆様や金融機関の皆様との連携の大切さを感じました。

しかし、収入が無いだけでなく固定費も発生していく中、毎月身を削る思いです。

同業他社の皆様との意見交流などでは、既に借入をされていらっしゃる会社の追加融資には、経営者の皆様も会社としてどう判断されるのか帰路に立たされている事が伺えました。

生き残りも大事ですが、旅行業の未来は前途多難ですので、その後の事業展開に関しても旅行業としてどうあるべきか、今何をすべきか考えておかねば本当の生き残りは出来ないと感じております。