福岡県・太宰府天満宮の飛梅
気が付けばもう3月、花粉症の人間には辛い季節になってきました・・・
薬もマスクも苦手なわたしはただひたすら耐える毎日です。
そんな季節ではありますが、福岡では2月下旬から梅の花が見頃を迎えています。
先月末、太宰府天満宮にお客様をご案内した時に”飛梅”が綺麗に咲いていました!
太宰府天満宮と飛梅
学問の神様として名高い太宰府天満宮、福岡の方なら訪れたことのある方は多いことでしょう。
菅原道真公を御祭神としているここは、道真公の御墓所の上に社殿を造営してあり、その御霊を御祭りしてあります。
「学問・至誠・厄除けの神様」として日本全国からの崇敬を集め、年間約700万人もの方が参拝に訪れています。
ここ太宰府天満宮に御祭りされている天神様、菅原道真公は承和12年(845)に京都で生まれました。
幼少の頃から学問の才を発揮し、後には一流の学者、そして優れた政治家として活躍しましたが
57歳の時に無実の罪によって太宰府に流され、その2年後に59歳で亡くなってしまいます。
この太宰府に流された際、道真公を慕って一夜のうちに京から飛んできたとされるのがこの”飛梅”なのです。
”飛梅”は御本殿のすぐ横、向かって右側にあります。
天満宮境内で一番早くに咲く梅で、その樹齢はなんと1000年を超えていると言われています。
開花の頃は、梅の花を観にくる人、そして学問の神様ということで祈願にくる受験生等でとても賑わっています。
また、ここにはこの飛梅だけでなく、御本殿向かって左側の大正天皇后がお手植えされた”皇后梅”をはじめ
数多くの梅の木が植えられています。境内を歩くだけでも様々な種類の梅の木を見ることができます。
これらの梅の花の見ごろは3月上旬までということです!
そして参拝を終えたら参道をぶらりと歩いてみるのも楽しいですよ。
名物”梅ヶ枝餅”を食べるのも良し、お土産物や雑貨店を眺めるも良し
「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトのスターバックスもあります。
少し足を伸ばせば九州国立博物館や竈神社等、見どころはとてもたくさんです。
是非次のお休みには太宰府へ足を運んでみてはいかがでしょうか!
【太宰府天満宮】
〒818-0195
福岡県太宰府市宰府4−7−1
092-922-8225