大分県日田市天瀬町にある『高塚愛宕地蔵尊』をご紹介します。

神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊として知られ、多くの方がお参りに来られます。

まずは参道という名の続く長く急な階段をひたすら登るところから始まります・・。

日頃の運動不足をひしひしと感じる頃に現れた鐘をつき、さらに上ると本殿です。

境内の壁面を見上げると、ずらっと大小さまざまなお地蔵様が並んでいてちょっと圧倒されます。

その壁面にあるトンネルの中にもお地蔵様が並び、本殿の裏側には祈願の書かれた紙がびっしり張り付けられ、病気が治りますように、受験に受かりますように、事業がうまくいきますように等々・・。深刻なものから他力的なものまで人々のお願いが集約しているような境内で、叶ってたらいいなぁ、とそんな気になりました。

あとで知ったのですが、自分の年齢の数だけお願い事を書き連ねるのだとか。

願いに思いを込めるんでしょうね。

参拝の後は参道のふもとにある黒みつ饅頭で疲れを癒して、次へ出発です！